2016年
6月
04日
土
イスキア島に行って来ました。
毎年恒例となっている春のナポリ湾イスキア島。
娘が生まれた2013年を除いてもう5年?6年?毎年この時期に訪れています。
今年は8泊9日。
もはやイスキアは地元と感じられるほど詳しくなってきました。
幸いお天気にも恵まれて、しばしフィレンツェからの逃亡を楽しみましたー。
2016年
3月
23日
水
サカナサカナサカナ〜♪
ここ2年、魚を料理することが以前にもまして多くなりました。
で、ついつい似たようなメニューが続いてしまうので、イタリア料理以外のレシピも探してみたりして。
最近のヒットは、フランス料理で使われるという魚の出汁、フュメ・ド・ポワソンです。
平目を刺し身にするために捌いた時、アラでついでに出汁を取っておきました。
塩を振ってしばらく置いて臭み抜きをしたアラに、熱湯をかけて霜降りにし、野菜やハーブ類、白ワインと一緒に煮て出汁を取ります。
取った出汁は製氷皿で凍らせてブロック上にして保存。
こうしておけば、必要な時に必要なだけ、極上の魚の出汁フュメ・ド・ポワソンを使えるというわけ。
↑この写真は平目ではなく鯛のアラですが。
ちょっとした日々の料理に本格だしを使うことで味のワンランクアップを狙えるのもそうだけど、なんといっても、フュメ・ド・ポワソンって名前が気に入った(笑)
なんかこう、凄そうじゃない!???フランスっぽーいし!!
イタリア語で言うとブロード・ディ・ペッシェでしょうが、あえてここはフランス語で鼻濁音を効かせてドヤ顔で言ってみたい!!!
取った出汁はどんな風に使うかというと、至って簡単。
上の写真は白身魚に軽く衣をつけてサクッと揚げたものです。
下の白いソースがフュメ・ド・ポワソンをベースに、生クリームを加えて濃厚なソースに仕立てたものです。
バルサミコ酢でハート型に模様を入れて盛りつけてみました。
出汁をベースしてるので味に深みがあって、バルサミコ酢との相性も抜群!
蛋白な白身魚も一気にレストランの味に変身です。
ソースが美味しすぎてね…パンにつけてパクパク食べちゃうのが難点かな。
やめられない止まらない〜!
他にも、魚介系のパスタソースに加えたり、魚料理にはほぼオールマイティーに使える便利出汁。
いやいや、出汁じゃないや、フュメ・ド・ポワソンw
サーモンの赤胡椒焼き、白ワインソース。
オレンジのソースでマリネしてから焼いた、スズキのオレンジソース。
なーんにでも使える優秀な子。
さぁて本日も、美味しく魚をいただきまーす♪
2016年
3月
13日
日
最近のオヤツ
ども、三寒四温のイタリアからこんにちは。
子供の頃から毎日台所に立つ母の姿を見て育ち、自分も自然と台所に立つようになったので、料理は昔から得意です。
でも私にとっての料理って、毎日家族と食べるためのもの。
だから味にはそこそこ自信が持てても、飾り付けとか正確さとかに欠けるとこがありました。
粉物、特にお菓子作りに苦手意識があるのは、そういう理由もあるかもしれません。
よそ行きの物を作るのが下手。正確さを要求される物を作るのもちょい苦手。
子供が出来て、娘に喜んでもらいたくて、少しずつ飾り付けとか彩りとか見せ方、正確さも気をつけるようになってはきたのだけど、お菓子の盛り付けはまだまだ改善の余地ありですねぇ。
最近無性にチョコレートスポンジのケーキが食べたくなって、でも日本のみたいなケーキはイタリアで見つからないので、ミニサイズですが作りました。
カカオスポンジを焼いて3段にして、間にチョコホイップクリームを作って挟んだもの。
上段にはイチゴとブルーベリーをのせて。
3段仕立てだからミニサイズでも食べごたえあった〜。
…ちなみに娘はこういう物は食べません。興味がないぽい。
なので、娘の分まで私のお腹に入っていくわけですねぇ。あなおそろしや(苦笑)
余ったチョコホップクリームは、クレープを作ってそこに挟んで食べました(食べたんかい)。
こちらは、イタリアでpatate dolceと呼ばれる甘い芋(日本のサツマイモに見た目は似てるけど、中は鮮やかなオレンジ色。ヤムイモ??)と、林檎をたっぷり入れて焼いたパウンドケーキ。
アーモンドスライスを散らして。
芋はホクホクを出して甘みを引き立てるためにホイルで包んで焼き芋にしてから使いました。
香りは完全に焼き芋。でも色はオレンジ。
お芋と林檎で自然な甘みのオヤツなので、これは娘のオヤツに最適だ〜♪と思ったんですが、こちらもまったく食べてもらえず。
作りがいのない奴め…。
ホクホクとっても美味しかったのに。
これは見た目がものすごい華やかだけどw
ひな祭りだったのでピンクのドーナツを焼いてあげました。
日本滞在時にテレビでドーナツの歌を見てからというもの、「どどドーナッツ!どどドーナッツ!!」としょっちゅうドーナツ催促されます。
普段はチョコとかアイシングはせずシンプルな焼きドーナツですが、ひな祭りだったので特別にピンクのアイシングをして体に悪そ〜な色にしてみました。
ちなみに食紅はもちろん食用ですが、普段は食べ物にではなく、小麦粉を捏ねて粘土の代わりに遊ばせる時に色付けに使っています。
3月3日がひな祭りだってことは当日の朝まですっかり忘れてたので、ドーナツの色以外特に変わったことはしなかったんですが。
娘と折り紙で雛人形を作って遊びました。
2016年
3月
07日
月
ニコちゃん画伯集
娘が最初に「これを書こう」と決めて、いきあたりばったりでなく書いたのは、お絵かき先生みたいな奴に描いたこれ。タイトル「手」。
手を繋いだところを描きたかったと言っていた。一歳半。
次に描いたのは、「お母さん」。
リボンつけてくれたのかな?お母さん描いたよと言われて、すごく嬉しかった覚えがある。
ニコちゃん画角作「犬」。
二歳少し前。
色が単調なお絵かき先生を卒業し、丸、△、■など大胆な形で空間をひたすら埋めていた。
この頃は、描ける喜びに満ちてたと思う。
だから下に何が描いてあるかなんかお構いなしで、塗りつぶし、ただただ描く。
クレヨンを買ったら色が出る、という單純な発見。
2歳2ヶ月頃。
色に惑わされず、書きたいものの形を考えようとしてる試行錯誤が見える。
同じような形を幾つも幾つも練習している。
もうこの頃になると、クレヨンの持ち方もしっかりしていて、細かい模様を描くために集中している。かなり細かい模様も描くようになってきた。
繊細な指の動きと同時に、大胆な色彩の爆発も。
2歳2ヶ月くらいはその繰り返し。
それは突然やってきました。
2歳三ヶ月。あれ?これ目と鼻と口が書いてある!???
遂に人物に興味を持ったようです、ニコ画伯。
2歳3ヶ月から急に始まったキャラ描き。
大好きなトトロと思わしいものをアチラコチラに描くようになったのは良いんだけど、あーーーー、依頼されてもいない壁に、盛大にやっちゃったね〜。
目耳鼻口を描いて満足気にしていたのが、カラーを使ってキュピズム的様相になってきたのは2歳3ヶ月。
暗いので伝わるか微妙ですが、今までどおりのキャラの顔も、目、鼻、口、それぞれに違う色を使ってカラフルさを出すようになりました。
これは本人曰く泣いてるところで、左目から垂れてるのは涙だそうです。
感情表現にも取り組むように。2歳4ヶ月。
なんか愛嬌のある顔。
そして現在、2歳5ヶ月。
色の調和にハマるようになりました。本人曰く、上の大きな丸はてんとう虫。お花畑の中のてんとう虫を描いたようです。
それまで単色で色々なカラーを使うことはあっても、全体の調和で色を選ぶなんてことはなかった。
また一段階進歩した感じ。
そして、2歳5ヶ月になったニコ画伯の次の新しい境地は、模倣です。
教えたわけでもないのに、ディズニーの眠れる森の美女のビデオと、リトルマーメイドのビデオを持ってきた。
「お母さんはお姫様(オーロラ姫のこと)描いて」というので、「無理だよ、難しいよぉ」と言いながら描いていたのです。
ふくろうとかハリネズミとかも描いてありますが…とりあえずビデオパッケージのオーロラ姫に似せて描いた。
ニコちゃんは其の様子を見ながら、「ミエナイヨ〜(ぷぷっ)」なんて気楽に笑っていたのです。
で、次は「アリエル描く!」と言ってリトルマーメイドのビデオを前にクレヨンを取りました。
出来上がったのは上の絵…いや、人間ぽいというよりサカナぽくて、雰囲気出てるよ?
横向いてる感じとか、赤い髪が風になびく感じとか、いいじゃん。
でも本人は理想と現実に打ちのめされたようで、床に大の字に寝転がり、「ミエナイヨ…アリエル…」「難しいよ…」とうなっていました。
ニコちゃん画伯、初の挫折です!!
でもそこで止めなかったのが我が娘ながら根性があって、再び立ち上がり、ビデオパッケージの裏面(フランダーや蟹のセバスチャンなど、海のキャラクターがいっぱい描いてあった)を見ながら、更に色を重ねていきました。
もはやこれがアリエルだったとはわからないものになってしまったけれど、海の泡や海藻やサカナたちを色んな色で書き加え、アリエルの髪もカラフルにして、全体に楽しい雰囲気の絵が出来上がりました。
アリエルを書きたい!という出発点からお手本のビデオパッケージを持ってきたことに本当にびっくりした。
今日はオチのない、忘備録でした。
2016年
3月
03日
木