島内観光と、ロマンチックになれない私。

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さて、午後からはいよいよモン・サン・ミッシェル修道院内を見学することに。

 

モン・サン・ミッシェルはもともと708年に聖堂が建設され、10世紀には修道僧が暮らすようになり、徐々に村が裾に向かって広がっていきました。

 

モン・サン・ミッシェルのちゃんとした歴史については、もっと詳しい記述が他の場所に山ほどあると思うので、あえて書きますまい(逃げ)

 

司教オベールの伝説、聖ミカエル信仰、巡礼者たちの足どり…

そうそう、ちょっと変わったところでは、面白いのは1333年に歴史に登場する、子供の巡礼者たちの話かな。

 

中世がピークだったそうですが、少年たちが地元の村を出発し、集団でモン・サン・ミッシェルへの巡礼の旅へ出るという流れがあったそうです。

フランスだけでなく、ドイツからもこの地を目指す少年たちはいたのだとか。

主に8〜12歳の少年たちは村を出発すると、行列を組み、領主の旗と聖ミカエルの肖像を掲げて、長い旅をしました。

 

もともとは子供が神託を受けて巡礼に出たり、村をペストから守るために派遣されたりしたものだそうですが、両親や大人たちから離れた長い旅の間に、どうも良からぬ習慣も覚えちゃったりしたようなんですね。

喧嘩っ早くなったり、盗みを働いたりw

巡礼の旅に出る動機は必ずしも聖ミカエル信仰ばかりではなく、少なからず親への反抗心や、未知の冒険への渇望もあったようです。

 

しかし実際、旅は危険なものだし、旅路では死者も多く出て、村へと帰れない者も多かったようですから、命がけの冒険であったことは確かでしょう。

 

 

その後、修道士の数が減り廃れたり、戦争に飲み込まれ監獄として恐ろしい拷問の場と化したり…不名誉な利用もされていたモン・サン・ミッシェル。

刑務所が閉鎖されたのは、ようやく1863年になってからです。

 

再発見されるまでのモン・サン・ミッシェルは長い刑務所利用のため悲惨な荒れ方をしていたようで、廃墟となっていたようです。

まさに、神聖なる神の地から悪が巣食う地獄へと墜ちていた、モン・サン・ミッシェル。

しかし中世の遺産が見直されるようになったこと、数々の人々の努力によって、この地は再び巡礼地として見直されるようになりました。

 

そして1979年、遂にユネスコ世界遺産に登録。

 

今では巡礼地としてよりは観光地として、脚光を浴びる存在となったのでした。


超有名店
超有名店

観光を終え、ホテルへと帰ろうとしたところで、モン・サン・ミシェル名物としてあまりに有名なプラールおばさんのお店の前を通りました。

カメラを向けると、卵を混ぜる音でリズムを取ってパフォーマンスしてくれるんですよね。

 

モン・サン・ミシェルと言えばこの店のオムレツが有名ですが、残念ながらこれも聞いたところによると…(小さい声で)ものごっつい不味いそうです(汗)

まぁ見た感じ、食べてるのはガイドブックに踊らされた日本人ばかりという感じではありましたが…。

見てるぶんには美味しそうなんですけどね(^^;)

(口コミ見ると、詐欺まがいのボッタクリもしてるそうで。。。日本人にはわかりにくいメニュー表記になってるようなので、ますますオススメしません。)

 

私はもともと外出先で卵を食べると気分が悪くなることがあるので、オムレツ系は全部パスです。

というわけで、見るだけで通り過ぎてホテルに帰ります。

 

あ、どの土産物店でも必ず売ってるプラールおばさんのクッキーは美味しいですよ!

あれは買いです。缶も可愛いし♪

 

 

で、結局ホテルの近くのレストランで、遠くからモン・サン・ミシェルを眺めながら夕飯を食べることに。

島内の名物がオムレツなら、実は島の外ではこれが名物なんですよ。。

夕暮れだったので写真がわかりにくいけど、シーフード盛り!!!

 

後日イタリア人の友人カップルに聞いたら、彼らもこれ食べたんだってw

「2人のロマンチックな夜のために、彼がシーフード盛り頼んでくれたの♡」と熱く語られました。

 

カニとかエビとか牡蠣とかその他の貝類とかが、ワカメの上にど~~んと盛られてます。

 

でもね〜コレがまた、オススメできない一品で↓↓↓

夫が気張って「いいじゃん食べてみようよ♪」と注文してくれたのと、それが牡蠣大好きな私のためだっていうのがよくわかってたので、つい喜んだフリで食べたけど、お魚の国から来た私には…。

プラールおばさんのところほどボッタクリって値段ではないけど、値段の割に下のワカメで量を多く見せてるだけって感じしたし、鮮度も味も不合格。

 

しかも、食べてしばらく経ってから、大変なことに!

多分牡蠣だと思うんだけど、吐き気と下痢が…。

はい、食中毒ですねw

 

せめてもの救いは症状が軽かったことと、ホテルのすぐ近くだったので思う存分部屋のトイレにこもれたこと(笑)

翌日には元気になったから今となっては笑えるけど、結構焦りました。。

友人カップルがロマンチックな夜を過ごした店の、まったく同じメニューで、下痢になる私って一体www

 

 

あぁ、うっとり。
あぁ、うっとり。

 

あぁ、ゴロゴロ言うお腹を抱えていても、それでも何でも、モン・サン・ミシェルの夕陽は今日も美しいのでした。