一つ、告知があります。
人からの頼まれごとではありますが、モカさんが撮影・編集を担当したショートフィルムが出来上がりました。
「ウルリーノのお散歩」です。
フィレンツェの共和国広場に、EDISON(エジソン)という本屋があります。
夜遅くまで開いているし、中にカフェもあるし、なにしろ中心街の一等地ですから、フィレンツェ市民の憩いの場になっていました。
しかしこのエジソン、もうすぐ閉店することが決まっています。
理由は、いわゆる大人の事情というやつですw
この場所の持ち主(Feltrinelliという他の本屋さんです)が、エジソンにはもう場所を貸さない、と言ったから。
彼らもすぐ近くにお店を持ってるから、営業の障害になると判断したんでしょう。
で、新たにこの場所に入ることになったのが、Apple storeです。
モカさんはね、個人的に言えばApple storeができてくれると助かります。
新米Macユーザーだからね。
でも、フィレンツェの顔とも言えるこの場所でなくてもいい、という点では、その他の多くのフィレンツェ人たちと同じ意見です。
エジソンの営業継続を求める市民の声は今も続いていて、お店の外にエジソンへのメッセージを残す人も沢山います。
でも、閉店は残念ながら決定してしまいました。
最終的に現フィレンツェ市長のレンツィ氏が、市民の声に圧されて「この場所はAppleではなく本屋にする」と明言したとか。
ま、そんな経緯がありまして、今エジソンというのは、注目の場所だったりします。(そして、閉店セール中です)
このショートフィルムは、そんなエジソンを愛する一フィレンツェ市民が、エジソンへのオマージュで作ったものです。
でも彼は技術的なことは何もできなかったので…モカさんが全部やることになりました(爆)
タイトルは「ウルリーコのお散歩」。
チャップリン的な、ちょっぴり周囲から浮いてるウルリーコくんがお散歩をしていて、不思議な男に導かれて閉店セール中のエジソンにたどり着くというストーリーです。
チャップリンの世界みたいなモノクロにしてくれと頼まれたので、こんな感じに仕上げました。
そんなわけで出来たこのフィルム。
Youtube上にアップしましたので、もしよろしければご覧くださいませ。
更に、「高評価」を付けていただけると、スタッフ一同もれなく大喜びします!!!!!
エジソン側にはすでにDVDを渡してあり、大変気に入ってもらえたので、彼らのFacebook上にリンクを貼ってくれるそうです。
そちらもチェキらっ。
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