最高のパニーニを求めて

週末はいつもの温泉に行ってきました。

最近天気がいいから、温泉もよく混んでます。

 

温泉についてはもう何度も書いてるから特にネタもないんだけど・・・。

 

温泉に行く時にはいつも美味しいパニーニの店に行くので、パニーニの話題を一つ。

 

パニーニって、どんなのが好きですか?

パンの種類は?具は?チーズの種類は??フレッシュ?それとも熟成タイプ?

 

というのも、イタリアでパニーニを食べる時は自分の好みに合わせてオーダーするのが普通。

メニューがあって、その中から選ぶというのとは、少し感覚が違うものなのです。

だからこそ、旅行者にとってはハードルが高い食べ物でもあり、下手すると「イタリアでパニーノ食べたけど、まずいじゃん」なんて不評が立つ結果にも。。。

 

駅でよく見かける作り置きのパニーニは、高いばかりで美味しくないですしね(汗)

余談だけどイタリアの家族はよく電車で旅をする時、家でパニーニを作って持ち込んだりするんですよ。

 

たとえばということで私の例だと、先々週、いつもの店でモルタデッラのパニーノを頼んだらこれがとっても美味しくて。

同じ物を頼もうと思い、昨日同じ店で「モルタデッラとペコリーノ(羊のチーズ)のフレッシュで」と注文したにもかかわらず、美味しさは半減以下の物がやってきた。

 

なぜか、というと、注文を人に頼んで私がトイレに行ってしまったからなんです。

自分で直接、細かい好みを言って注文しないと、たとえ同じ組み合わせでもダメなんですよね。

 

うーん、気楽な食べ物だけど、以外と奥が深いんです!

 

ちなみに↑この写真のパニーノは、先々週、私が自分で注文したもの。

 

・パンの種類はトスカーナパンの薄切り。

・モルタデッラは機械でスライスしたものではなく、ナイフで人が切ったもの。

・・・というのが、私の好みです。

 

ところが昨日のはパンはパニーニ用の表面が固いタイプの物で、モルタデッラはスライサーで薄く切った物になってしまったので、美味しく感じられなかった、というわけ。

(つ、伝わるでしょうか、この細かい違いが!?)

 

他にもオススメしたいパニーニの組み合わせといえば

「フィノッキオーナ(コクのあるソフトタイプのサラミ)とペコリーノチーズ」→赤ワインにぴったり、

「アンチョビとバター」→夏の日に、キリっと冷えた白ワインにぴったり、

「鉄板で炒め直した野菜たっぷりのチーズハンバーガーに、辛みをプラス」→ビールにぴったり、

などなど、キリがありません。

 

が、どれも自分で「野菜追加で!でもぺぺローネ(パプリカ)は抜き!」とか、「マヨネーズはほんの少しにしてね」とか細かく注文して、自分オリジナルを作ることで、最高のパニーノになるというのがミソ。

 

「パニーニって気軽な食べ物って言うけど、値段が高いっ」という声もたまに聞きます。

でもね、多くのお店では何種類野菜を挟んでも、ソースにこだわっても、一律3ユーロの所が多いです。

私がよく行く屋台ではトリュフソースなんてのも選ぶことができますが、それでも3ユーロ。

でもパンに数枚プロシュットが挟まった超シンプルな物でも3ユーロ。

要は我が侭言ったもん勝ち、な場合も多いんです。

(でも店によりますよ。作り置きしてるお店はこれに含まれません。)

 

パニーニに関連した写真が尽きたので、先日の夕飯の写真を
パニーニに関連した写真が尽きたので、先日の夕飯の写真を

美味しいパニーニを作ってくれるお店を見分けるコツ。

それは、一にも二にも、美味しい素材を扱っている店で作ってもらうことです。

 

BarはBarでも、作り置きされたパニーニではなく、ショーケースの中にサラミやチーズを置いている(総菜屋も兼ねている)店が沢山あります。

そういう店は大概パンも扱っているので、頼めば美味しいパニーニを作ってくれます。

 

量り売りになるのでほんの少し、お値段が高くなる可能性もありますが、素材の味を活かしたシンプルなパニーニなら、こういうお店がベストです。

是非、パニーニ用の固いパンではなく、トスカーナパンの薄切りを試してみてください。

トスカーナパンには塩が入っていないので、小麦の甘みがサラミの塩気とよく合うんです。

「どうしてサラミがこんなに美味しく感じられるの!?」と驚くこと請け合いです。

 

 

沢山の具が挟まった温かいパニーノを、安く食べたいという時には、屋台を狙いましょう。

屋台には鉄板がある(パンも温めてくれる)し、野菜やソースを数種類置いている店がほとんどです。

特に、行列が出来ているようなお店なら間違いなし。

どの街でも市場の近くには人気の屋台が必ず一台は出ているものです。

 

屋台のパニーニは素材の良さでは総菜屋に劣るかもしれませんが、野菜などのバリエーションが多く、自分好みにボリュームアップできるところが魅力です。

ガツンと食べたい腹ペコさんにはこちらをオススメします。

 

 

・・・なんて偉そうに書いてますが、coccolobluも自分好みのパニーノを見つけ、それをちゃんと注文できるようになるまでに、かなり時間がかかりました。

初めて「これはウマイ!」と思えるパニーノを手にした時には、ようやく一人前になったと感じたほど(笑)

手軽だけど実は奥が深い、悩ましい食べ物なのでした。

 

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コメント: 1
  • #1

    Norman (日曜日, 22 7月 2012 04:27)

    Hi there! This post couldn�t be written much better! Reading through this article reminds me of my previous roommate! He always kept preaching about this. I most certainly will forward this post to him. Fairly certain he�ll have a good read. Thank you for sharing!