パリ旅行、初日の夕食

パリで撮ってきた写真を見ていると、本当にろくな写真がないです。

なんでかなーと思ったら、夏のドイツとは違って冬だから日が沈むのが早い。

行動時間のほとんどが、日暮れ後なんですよね。

おまけに、ずっと雪空だったから昼間でも太陽の光がない。

私は観光地の写真が苦手・・・などなど、理由を数え上げたらキリがないですが。

ま、要は腕が悪いんですな(苦笑)

美食に恵まれた今回の旅の中でも、ピカイチに満足度が高かったのが初日の夕飯でした。

確か数年前、この地域は活気があった・・・という不確かな情報を元に、地下鉄でJussieu駅までやって来ました。

ここは昔ラテン語を話していた地域で、今でもラテンという言葉が残った物が色々ある地域。

中でも有名なのはParadis Latin ラテン・パラダイス(なんてベタな！？)という名前のキャバレーでしょう(笑)

ま、残念ながらキャバレーは見ることができなかったんですが。

(パリのキャバレーと言えばムーランルージュを始め、Lidoなど世界的に有名。華々しく美しいというショービジネスの世界、私もいつか観てみたいものです)

ラテン・パラダイスを通り抜け、パンテオンの方へ向かう道の途中で、「なんかいい店ないっすかねー」と道行くパリっ子に尋ねて、発見した一軒のレストラン。

ごめんなさい、あまりに暗いので修正しようともしてみたんですが、明るくすると雰囲気が崩れて。

写真では偶然誰もいませんが、行ってみたら満員御礼で「30分待ってくれ！今は席がない」と言われたほどの大盛況。

観光客もおらず、地元の人たちで大賑わいのお店です。

ちょっとアンティークっぽい家具や照明に、現代のパリっ子たちの笑い声が響く温かなレストラン。

見つけた途端にcoccolobluのアンテナが「むむっこれはいけるっ！！」と反応しました(笑)

ここのお店は前菜とメインか、メインとデザートの2種類を黒板に書かれたメニューの中から選びます。

この2種類を選んで、基本料金は確か16ユーロ！！！！

え、いくらなんでも安いですよね？びっくりしたよぉ、もぅっ！

あんまり寒い日だったので、私はまずはカリフラワーのスープで体を温めます。

う、美味い！素朴な味わいで私好みです。

そしてこちらは私のメイン。

子羊肉がポレンタ(とうもろこしの粉の料理)の上にのっかった一品。

見た目は結構小さめなんですが、ポレンタってお腹の中で膨れるし、意外とボリュームたっぷり。

ソースがとっても美味しくて、しても子羊肉に臭みがなく、丁度良い塩加減になってるんですよ。

デザートも追加しようかと思ってたんだけど、この一皿を食べ終わる頃には胃がはち切れそうだったので断念しました。。。あぁ、胃袋小さくなったなぁ。。。

ワインはボルドーをチョイスし、これがまたとっても美味しいワインで、大満足！！

twitterのフォロワーさんに場所を聞かれたので色々見てみたんですが、すいません、偶然見つけたお店なので名前が思い出せず！

場所は、パンテオン正面に向かって左手の脇道からノートルダムをまっすぐつないだ坂道の途中です。

パンテオンを背にこの坂道を歩くと、ノートルダムを見ることができます。

最寄り駅はCardinal Lemoineか、私が使ったJussieuだと思います。

この店の周囲には他にも色々と美味しそうな店があって賑わってました。

年中無休だそうなので、パンテオンまで足を伸ばすことがあれば、是非。