馬に乗ってみたい!
それはcoccolobluの幼い頃からの夢の一つでありました。
なんかカッコイイし、姿勢もよくなりそうだし、貴婦人て感じだし、馬に乗ってるというだけで妙にヒロイン感漂ってるし、馬にはセラピー効果もあるらしいし。
なーんて、不純な理由を挙げたらキリがないけど、とにかく今回その夢が叶うと聞いて、ちゃっかりブーツ持参でやってきました。
仲間内でブーツ持参してるほど気合い入ってるのはcoccolobluだけでしたが(恥)、いやいやいや、ブーツ持って行って良かった!!
お馬さんたちは、これもセラピー効果の一つなのかなんなのか、ものすごく大量に糞をなさったりするので、格好には気をつけなきゃいけません。
ヒロイン効果を狙って綺麗なスカートなんか履く余裕はもちろんありません!
このアグリツーリズモの主の説明によると、「馬に乗ることができる」というのは、またがるとか乗っかるという意味ではない、と。
「馬に乗ることができる」というのは、すなわち「馬を思い通りの方向に動かすことができる」ということ。
馬を操ることが、乗馬の最大にして最終奥義(なんで今日はマンガ風口調!?)なんだとか。
説明を受けて早速右へ左へと動かそうとするんですが、お馬さん、歩くのがやっとです。
それも蹴りが足りないのか、すぐ止まってしまう。
む、難しい!!!さすが、ヒロインへの道は遠かった!!
乗馬教室とかそういうのではないので、ほとんど説明もないまま自由に乗らせてもらうことができました。
30分以上は乗ってたと思います。
柵の中をぐるぐる歩いていましたが、私のお馬さんはどうしても右には動きたくなかったみたい(笑)
動かそうとすると常に左回りでした。
coccolobluが、長く険しいヒロインへの道を汗だくになりながら歩んでいる間、ブーツを持って来なかった(というか始めから興味なかった?)組は、前後不覚で寝ております。
こちら、毎年決まって指圧試験の日には踊り出すお調子者おじいさんのアルベリーコ。
今日のレッスンはタンゴです。
次々と相手を変えながら、タンゴの基本ステップを教えています。
実際社交ダンス習ってるみたいなんだけど、アルベリーコの場合どうもコメディ的要素がぬぐえません。
本人が気張れば気張るほど、映画「Shall we dance?」の脇役みたいな感じがプンプン漂ってます(爆)
coccolobluも一緒に踊りましたが、ステップは結局覚えられず。
あ、シシリアも参加した!
シシリアは若いのに講師の一人で、もうかなり長い年月ブルーノのもとで指圧を続けています。
しかも彼女は、ベリーダンスの達人。
一度ダンスを観に行ったことがあるけれど、素晴らしいダンサーでした。
真ん中でピカピカしてるのはルーカ。
スポーツマンで、水泳のため(?)に体毛を全部剃っているツルツルさんですが、一見怖いスキンヘッドながらとっても気さくで楽しい人です。
イタリアではこの時期、そこに太陽がある限り脱ぐ人が絶えません。
ルーカも水着姿だし、女性でもビキニ姿になる人がやっぱりいました。
そこまでして日焼けしたいのか・・・日本人にはちょっと理解不能な習慣です。
さて、そんな感じで過ぎていったアグリツーリズモでの指圧試験。
後は流れ解散です。
印象に残ったのは、今年イタリア最大の指圧試験に見事合格し、晴れてマエストラ(講師)の仲間入りを果たしたヴァレンティーナの言葉。
「今度私の誕生日があるから、その機会にまたみんなを家に呼んでパーティーしたいって思ってるのよ。特に気張ったことをするつもりはないわ。だってこのグループは、一緒にいさえすればそれで十分。大事なのは、ただ一緒にいるってことだけ。ただ一緒にいれば楽しいもの。」
本当に、素敵な仲間だと思います。
そして、彼らを結びつけているのが指圧という日本の文化であることを、誇りに思います。
coccolobluにとっては人生初の乗馬体験、タンゴ体験(?)とドキドキイベントの多かった一日。
来年も楽しみです。
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tokyomasakage (日曜日, 13 6月 2010 04:40)
>イタリアではこの時期、そこに太陽がある限り脱ぐ人が絶えません。
素晴らしい!日本にも普及を・・・
>大事なのは、ただ一緒にいるってことだけ。ただ一緒にいれば楽しいもの。
こんな言葉言ってみた~い!
coccoloblu (日曜日, 13 6月 2010 16:03)
tokyomasakageさん、
日本で突然脱ぎだしたら、周囲にどん引きされますねぇ。。
でもやっぱり、あんまり日焼けすると肌が汚くなって年取って見えるんですよねー。
私はとっくに美白は諦めましたが、日本女子の美しさ、肌のきめ細かさは、帰国するたびに目を見張るものがあります。ビバ☆日本!