ここ2年、魚を料理することが以前にもまして多くなりました。
で、ついつい似たようなメニューが続いてしまうので、イタリア料理以外のレシピも探してみたりして。
最近のヒットは、フランス料理で使われるという魚の出汁、フュメ・ド・ポワソンです。
平目を刺し身にするために捌いた時、アラでついでに出汁を取っておきました。
塩を振ってしばらく置いて臭み抜きをしたアラに、熱湯をかけて霜降りにし、野菜やハーブ類、白ワインと一緒に煮て出汁を取ります。
取った出汁は製氷皿で凍らせてブロック上にして保存。
こうしておけば、必要な時に必要なだけ、極上の魚の出汁フュメ・ド・ポワソンを使えるというわけ。
↑この写真は平目ではなく鯛のアラですが。
ちょっとした日々の料理に本格だしを使うことで味のワンランクアップを狙えるのもそうだけど、なんといっても、フュメ・ド・ポワソンって名前が気に入った(笑)
なんかこう、凄そうじゃない!???フランスっぽーいし!!
イタリア語で言うとブロード・ディ・ペッシェでしょうが、あえてここはフランス語で鼻濁音を効かせてドヤ顔で言ってみたい!!!
取った出汁はどんな風に使うかというと、至って簡単。
上の写真は白身魚に軽く衣をつけてサクッと揚げたものです。
下の白いソースがフュメ・ド・ポワソンをベースに、生クリームを加えて濃厚なソースに仕立てたものです。
バルサミコ酢でハート型に模様を入れて盛りつけてみました。
出汁をベースしてるので味に深みがあって、バルサミコ酢との相性も抜群!
蛋白な白身魚も一気にレストランの味に変身です。
ソースが美味しすぎてね…パンにつけてパクパク食べちゃうのが難点かな。
やめられない止まらない〜!
他にも、魚介系のパスタソースに加えたり、魚料理にはほぼオールマイティーに使える便利出汁。
いやいや、出汁じゃないや、フュメ・ド・ポワソンw
サーモンの赤胡椒焼き、白ワインソース。
オレンジのソースでマリネしてから焼いた、スズキのオレンジソース。
なーんにでも使える優秀な子。
さぁて本日も、美味しく魚をいただきまーす♪
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