暑いです…暑い。暑い暑い。
妊婦って体温高いんですって。息切れもしやすいし、こりゃ今年の夏は過酷なことになりそうだなぁ。。。。
さて、前回独学者向けにイタリア語学習法の話をちょっと書きました。
今日もついでなので、よく聞かれる質問、というかよく見かける質問に、私なりに答えたいと思います。
写真はイスキア島、美味しいもの中心に載せていこうかな♪
これは私がよく受ける質問というわけではなくて、ネット上で(留学生用の質問掲示板とかね)よく見かける質問なんだけど。
「辞書は紙と電子辞書とどっちがいいですか?」
というもの。
で、質問掲示板では必ず、「絶対紙!じゃなきゃ覚えないでしょ!」という意見がついてる、ようです。
電子辞書なんて手抜きするな〜くらいの強い勢いがある意見も、たまに見る。
たぶんそういう所で返事をされてる方は過去に一生懸命勉強されていて、その大事さもよくわかっていて、これからイタリア語を学ぶ人がしっかり習得できるよう、ご意見されてるんだと思います。
実際、そういう方のイタリア語は私のような「なんちゃって」「手抜き」ではないと思うし、きっちり身につけた語学は素晴らしい財産と言えるでしょう。
でもモカさんは手抜きできる所は手抜きする派です。
こんなこと言うと在伊大先輩たちから怒られること必至だと思いますが、個人的には「辞書は電子辞書の方が絶対いい」です。
というかそもそも、よく考えたらモカさんは伊語の紙の辞書、持ってません(汗)
(あ、言い訳するけど、今はこっちに住んでるので、どの家庭にもあるように伊伊辞書とか伊語での百科事典とかは家にあります。伊和は、持ってない。)
でも、たまに「生まれはイタリアなんでしょ?」と言われる程度までは問題なく勉強しました。
(そこからサボってます、すいません、ハイ)
紙の辞書はフラ語しかない…。
大学の頃第二言語がフランス語で(ちなみにまったく身についてませんw)、その時やっぱり「電子辞書なんて手抜きだ!」という意見に圧されて、買った分厚いやつです。
今は実家でホコリかぶってます。
なぜ私が電子辞書を推すのかと言うと、答えは単純。
過去にフランス語や英語を紙の辞書を使って学んだ経験から言って、紙の辞書で引いたからって覚えないからです。
紙じゃなきゃ覚えないって意見をよく見るけど、一回辞書引いただけで本当に覚えられる?私は絶対無理です。
どうせ覚えないなら紙でも電子でもいいじゃん←怠け者の発想。
それに紙の辞書は、重すぎます。持ち運べない。
今でこそ出かける時に一々辞書を持ち歩く必要もなくなったけど、暮らし始めて間もない頃はどんな近所に出かけるのにも、必ず辞書持参でした。
出先だろうが、会話の途中だろうが、気になった時すぐ調べられる。
それこそ、一番大切なことだと思うんです。
すぐ調べて、その場ですぐその単語を使っていけば、ちゃんと覚えられる。
単語は、調べるのにかかった手間や時間よりも、実践で使った回数や納得した度合いで覚えると私は思うのです。
イタリア人が話してる内容が理解できなくて、「ごめん、調べるからこれに書いてくれる?」なんて聞くだけで、「うわーなにこれ!?こんな小さなコンピューター??」って会話が広がることもあるしね。
電子辞書の難点は、壊れやすいことだと思います。
バッテリー切れっていう落とし穴もある。
一度壊れると、値段が高いからなかなか買い直せないし。
私は今までに2台、イタリア語の電子辞書を買いました。
1台目はバッグに入れていて、ペットボトルの水が漏れて水没。。。
2台目はなぜかわからないけど動作が不安定になって、ついたりつかなかったりするようになった。
3台目を買うかどうしようか迷って、当時アマゾンで3万円程度という値段に完全にビビリ、TwitterとかでSOSを出したところ、「いっそiphone買って辞書を中に入れたら?」というご意見が。
(あの時iPhoneの存在に気づかせてくれた皆さま、ホンットにありがとう!!)
早速イタリアの物々売買のサイトに行き、中古300ユーロでiPhoneをゲットしました。
辞書アプリは3000円くらいだったかな?
小学館の伊和、和伊辞典です。
正直使い勝手は電子辞書ほど良くないけど、すでに辞書を持ち歩く必要も薄れていた私には必要十分でした。
携帯電話はいつでも持ち歩いてるから、その中に辞書も入ってるというのは、最高に便利!
今はこの辞書だけで、なんとかやってます。
使い勝手の問題(たぶん語彙数や例文の多さも)から、学習用にはiPhoneのアプリではなく紙なり電子なり専門の辞書を買った方がいいように思います。
でも、電子辞書の壊れやすさから言ってそれだけで留学とかするのは不安だと思うので、iPhoneにも辞書が入っていれば更に安心ですね。
多くの人にとって、言葉の習得は手段の1つであって目的ではないと思います。
だったら、手を抜ける所はどんどん抜いて、楽できる所はすればいい、というのが私の考えです(笑)
ごく稀に、趣味で言語をやっていて、言語習得が目的って人もいますけどね^^
そういう場合は正攻法で、きっちりかっちりやっていくのが大事なのかも。
(モカさんの友達にも昔いました、言語マニア。言葉の成り立ちとかも調べていて、素敵な趣味でしたよ♪)
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