ようやく去年の夏の旅行の写真が終わる〜!と、ホッとしております、モカさんです。
実は明日から数日、毎年恒例となったイスキア島に行くことになりました。
出発前にブログ更新しておこうと焦っております、現在深夜0時20分(汗)
いつものことながら急に出発が決まったのでバタバタです。
さて、目的地だったモン・サン・ミッシェルに別れを告げ、イタリアへと走りだしたモカさん一行。
しかしイタリアは遥か遠くだったので、途中で陽が暮れてしまい、適当に見つけた街に泊まることにしました。
そんな行き当たりばったりな偶然で訪れたのが、このル・マンです。
24時間のモーターレースをするところ、くらいの知識しかありませんでしたが、着いてみたら良い方向に予想を裏切る、とっても素敵な街でした。
残念ながらたった一泊、それも夕暮れ時から滞在しただけなので、観光らしい観光はしてないし、まともな写真も撮れませんでした。
でも観光案内を見ると面白そうな物がいっぱいあるし、何より町並みがとっても可愛い!!!
古い家や教会や、とにかく雰囲気がいいんです。
坂の上の街だから風通しも良く、なんて言うのかな、純粋にここに居るのが心地よい感じ。
この写真ではよく見えないけど、たぶん期間限定でランプを使ったお遊びがありました。
街の該当に中世のお化けたちの絵が描かれていて、夜になって灯りがともると、道にお化けの姿が映し出されるんです。
お化けと言っても怖い感じではなく、コミカルに描かれてましたが、こんな石造りの中世の街の中で見るとなかなかに雰囲気があって。
私の中の、フランスでもう一度行きたい場所ランキングのナンバー1は、間違いなくこのル・マンです。
もっと色々見たかった!!!
いつかまた行けますように☆
モカさんがこれほど気に入ったということは、その街には美味しいものがあったということでもあります(笑)
夜結構遅い時間にレストランを探したのでどこももう入れなくて、諦めかけた頃に1軒の落ち着いた雰囲気の店を見つけました。
看板を見るとメニューは定額(コース料理の中でどれを選んでも値段は一緒)みたいだったし、それがまた手頃なお値段だったのもプラスポイントで。
「今からでも大丈夫?」と恐る恐る聞いたらすごく親切な店員さんが「もちろん!」と案内してくれました。
メニューとにらめっこし、周囲の人の食べてるものもよく見て、私は上の写真の牛肉をチョイス。
柔らかく焼いてあって、上に激うま濃厚ソースがかかり、フォアグラがぽんっとのっかった一皿です。
これが、びっくりするくらい美味しかった!!
量も多くてボリューム満点、付け合せのプレ(ポテトペースト)もめちゃくちゃ美味しくて、大満足です。
ワインも、最初はメニューの中にハウスワインを見つけられなくてちょっと高いグラスワインを頼んでたんだけど、オーダー後にハウスワインの存在に気付いて「今からでも変更できる?」と聞いたら、これまたとびきりの笑顔で「もちろん!実はそっちのがオススメよ」と変更してくれました。
いい店だ〜。
コースのお値段がかなり格安で、思った以上の料理が出てきたので、正直デザートについてはオマケ程度だろうと思ってました。
ところがどっこい、デザートもすごいボリューム!
そして、とぉぉぉぉぉっても美味しい!!!
モカさんは甘いものが余り得意ではない、というか好きなんだけどヨーロッパのデザートは甘すぎてガッカリすることが多いんだけど、これは甘すぎずくどくなくて、お腹はいっぱいだったのに完食しちゃいました。
確かこの食後酒は、店のサービスで出て来ました。
甘いデザートワインで、こちらも美味♪
デザート&食後酒と一緒にカラフルで可愛いマシュマロの瓶がドン!と置かれたのでびっくり。
(なんせフランス語は片言だから、なんか間違えたのかと思ったw)
これも店のサービスなんだそうで、好きなだけ食べていいんだって。
とてもじゃないけどお腹がはちきれそうだったから、1〜2個食べるのがやっとだったけど、見た目に楽しいサービスです。
雰囲気、サービス、店員さんの親切度、味、値段。
すべてにおいて5つ星のレストラン発見で、モカさんは完全にル・マンの虜になってしまったのでした。
(よく恋愛の話で、惚れさせるには男の胃袋を掴めっていうよねw)
名残惜しいけど仕方なく翌朝ル・マンを出発し、更にもう一泊高速道路沿いの新興住宅街で一泊して、2日がかりで車を走らせ、ようやくフィレンツェへと帰宅。
アルプス〜モン・サン・ミッシェルと続いた長い夏のバカンスも、終わりを告げたのでした。
今から考えたら、あんな無茶な旅は妊娠前にやっておいて本当に良かった。
もし今年アルプスに行きたいと思っても、このお腹じゃ無理だったもんね(笑)
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