夕飯は港から一番近い、オシャレなレストランの外席で。
このお店、外にスプマンテとグラスが用意してあって、満席の時は「席が空くまでの間適当に食前酒でも飲んでて~」と言ってもらえるんです。
店の前に船が置いてあって、席を待つ間その船に乗り込み、腰掛けてスプマンテを味わいます。
このレストラン、雰囲気も場所も味も◎。
ロケーションがいいから観光客ばかりかなと思ったら、地元の男たちが集まって夜遅くまで語らっていたり。
道行く村人たちもみんな友達だから、口々に挨拶を交わしたりして、彼らのテーブルはいつも入れ替わり立ち替わり人がやってきて一杯飲んでいきました。
リオマッジョーレでは有名な白ヒゲおじいさんがいて、彼もこの船置き場を何度も行き来していました。
あまりにも立派なヒゲだったので、つい「レオナルド・ダ・ヴィンチじゃん!」と言ったら、地元の人たちが大笑い。
「サンタクロースとか、今まで色んなあだ名で呼ばれてきたけど、レオナルドって言ったのはあなたが初めてだわー」と。
その後、他の人から「レオナルド!!(もちろん本名じゃありません。確か本名はマリオだったような)」と呼びかけられた白ヒゲおじいさん、即座に「レオナルドはレオナルドでも、へたれレオナルドの方だからな俺は!」と叫び返してました。
その様子に、また、爆笑。
へたれレオナルド、リオマッジョーレの名物おじいさんです。
リオマッジョーレには砂浜はありませんが、石の浜ならあります。
丸い石ころがいっぱいのこの浜には、誰が遊んだのか石を積み上げて作った塔が至るところに。
海水浴もできる、光に溢れた広々した浜です。
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tomaka (日曜日, 12 6月 2011 14:32)
とってもいい感じ!
行ってみたい!街の人とふれ合いたい!
そんな思いをさせてくれる写真とお話ですね。
coccoloblu (土曜日, 18 6月 2011 00:47)
tomakaさん
ありがとうございます^^
町の人の親切さや気さくさも、強く印象に残る旅でした。